断行は「断じて行うこと」。
何があっても絶対にやるという意味で使われる表現です。
そこそこ知名度が高い言い方になるのではないかと思われます。
強行は「無理だと思われることをやってみること」。
普通に考えたら無理なことをあえてやってみるというケースで使う言葉になります。
断行の意味にやや似ているものの、意味は同じではないです。
「断行」の意味
断行とは、断じて行うことです。
絶対にやるという意味であり、そこは知っておくといいでしょう。
現実的にやるのが難しい物事であっても、なんとかやっていくというケースで使われることがあります。
そこそこ有名な表現ですし、断行については知っている人が多いでしょう。
実際に見聞きする場面はたまにはあるのではないかと思われます。
「強行」の意味
強行とは、無理だと思われることをやってみることです。
普通に考えたら無理な状況であるため、あえてやる人は少ないものの、無理を承知でやってみるというケースで使用する表現になります。
強行もそこそこ有名な言い方になるでしょうから、知っている人は多くいるでしょう。
でも、自分で使うケースはそんなに多くないと思われます。
「断行」と「強行」の用法や用例
「今回の計画は途中でいくつか問題は発生したが、断行する予定だ。
明らかに支障となるような問題は起きていないから、中止するほどのことではないだろう。」
「受験においては、周りの反対意見を押し切って、自分の考えを信じて強行した結果、上手くいくケースも中にはある。
だから、受けてみないと分からない場合もあるんだ。」
断行と強行は意味がそれなりに似ている
断行と強行は意味は同じではありませんけど、似ている部分はあるでしょう。
同じようなシーンで使うことができる可能性があります。
これらの言葉は普段の生活において、たまに使われる機会があります。
また、両者ともに知名度はそこそこ高いはずなので、知っている人、自分で使ったことがある人は割と多いと言えるのではないかと思われます。