身が入るは「特定の物事に一生懸命になること」。
それなりに知名度が高い言い方になると思いますから、多くが知っているはずです。
日常的に使いやすいはずです。
本腰を入れるは「真剣に何かに取り組もうとすること」。
それまではやや適当に取り組んでいたものの、ようやくやる気を出して、真剣に取り組むと言えるような場面で使う言葉になります。
「身が入る」の意味
身が入るとは、特定の物事に一生懸命になることです。
やる気を出すという言い方もできるでしょう。
全力で取り組むと言えるような場面で使っていく言葉になると評価できます。
実際に身が入ると言えるケースを経験している人はかなり多いでしょう。
何かに全力で取り組んだ経験があれば、身が入ると言える状況になるわけですから。
「本腰を入れる」の意味
本腰を入れるとは、真剣に何かに取り組もうとすることです。
一生懸命になるという意味と言えますから、身が入るの意味にかなり近い言葉と言えるはずです。
使用頻度に関してもそれなりに近いと言えると思われるため、そういう部分でも差はないと評価でき、全体的に区別しづらい面があると評価できるのではないかと思われます。
「身が入る」と「本腰を入れる」の用法や用例
「こうして学校の勉強合宿にやってきたわけだが、自宅以外で勉強をする機会はなかなかないし、娯楽もほとんどない環境において、かなり身が入る状況と言えるだろう。」
「夏休みの宿題に関しては、今までは多少はやってきたが、そろそろ本腰を入れる必要があるだろう。
そうしないと、最終日までに全部終わる気配がないからね。」
身が入ると本腰を入れるは意味はかなり似ている
身が入ると本腰を入れるに関しては、同じような意味の言葉であると言えるでしょう。
どちらも物事に関して真剣になる、一生懸命に取り組むという意味で使われる表現になりますから、同じような場面で使用できる可能性が高いです。
使用頻度における違いもあまりないと思われるので、そういった部分でも区別はしづらいと言えます。