「途端」と「直後」の違い・意味と使い方・由来や例文

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途端は「何かが起きた瞬間のこと」。

つまり、何かが起きたと同時にという意味になります。

何かが起きたとほぼ同時に別の何かが起きるようなケースで使う言葉です。

直後は「何かのすぐ後のこと」。

何かが起きてから、ほとんど時間を置かないでという意味なので、途端にかなり近い意味を持っています。

明らかな意味の違いはないと言えるでしょう。

「途端」の意味

途端とは、何かが起きた瞬間のことです。

何かが起きた瞬間に別の何かが起きるということで、要するにほぼ同時に複数の出来事が発生するといった意味になります。

こういう状況は現実でもあり得ますし、実際に使う機会は結構多くあるでしょう。

知名度も割と高いと言えますから、知っている人はかなり多く存在すると思われます。

「直後」の意味

直後とは、何かのすぐ後のことです。

すぐ後なので、厳密にいえば同時ではありません。

したがって、途端とは意味がやや違うと評価できます。

しかし、そんなに大きな違いがあるわけではないので、同じようなシーンで使うことは可能です。

使用頻度はそれなりに似ていると思われるので、全体的に区別しづらい言い方になるでしょう。

「途端」と「直後」の用法や用例

「今日は時計を見た途端、寝坊をしたことが分かってすぐに飛び起きたよ。

おかげでなんとか遅刻をせずに済んだが、次からはちゃんと起きないといけないな。」

「空に光が見えた直後、大きな雷の音が鳴った。

やっぱり雷の音というのは非常に迫力があり、怖さを感じられる。

今日は安全のために基本的に外に出ない方がいいだろうな。」

途端と直後は似たような意味と言える

途端と直後は意味はそれなりに似ています。

どちらも何かが起きたとほぼ同時に別の何かが起きるような状況で使っていく表現になるのです。

したがって、両者は意味の違いはそんなにありません。

使用頻度もそれなりに近いと思われるので、両者は区別できる点はあまりないということで、覚えておくといいのではないかと思われます。

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