「素顔」と「得体」の違い・意味と使い方・由来や例文

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素顔は「化粧をしていない顔のこと、ありのままの姿のこと」。

どちらの意味でも使いますが、後者の意味については特定の人の本性や真の姿といった意味で使われます。

得体は「物事の本質や実態のこと」。

特定のものなどの正体、本当の姿という言い方もできるでしょう。

得体の知れないという表現が特に有名であると評価できます。

「素顔」の意味

素顔とは、化粧をしていない顔のこと、ありのままの姿のことです。

どちらの意味でも使うので、両方とも覚えておきましょう。

ただ、後者の意味の場合にはネガティブな意味で使われることもあります。

特定の人の裏の顔のような意味合いで、多くの人たちが知らない本性について言及するようなケースで使用されやすいと評価できるのです。

「得体」の意味

得体とは、物事の本質や実態のことです。

こういった意味で使用していくので、素顔の一部の意味に似ています。

たいていは得体の知れないという言い方をします。

つまり、特定の物事の正体や本当の姿などが分からないという意味になるのです。

そういう意味で使う言葉であるため、使用する場面はある程度限られると言えるのではないかと思われます。

「素顔」と「得体」の用法や用例

「人はどうしても表の顔と裏の顔があるものだ。

したがって、その人が持つ素顔は私たちが知っているその人の姿とは全然異なっていると言える可能性もあるんだ。」

「お前はあんな得体の知れないものをよく触ることができるな。

俺はちょっと怖くて触れないし、近づくこともできないよ。

そういえば好奇心が旺盛な性格だったな。」

素顔と得体は意味はちょっと似ている

素顔と得体に関しては意味はそこそこ似ていると評価できると思われます。

両者はありのままの姿や実態という意味があるので、それなりに意味は似ていると言えるでしょう。

ただ、全く同じ意味とは言えませんから、そこは頭に入れておくべきです。

両方ともたまに使用される言葉になるので、見聞きする機会は普通にあるはずです。

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