「形無し」と「台無し」の違い・意味と使い方・由来や例文

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形無しは「跡形がないこと、面目を失うこと」。

どちらかと言えば後者の意味で使われることが多い言葉になると言えます。

体面的に望ましくないといった意味で使う表現です。

台無しは「物事に関してダメな状態になってしまうこと」。

機能を失ったり、役に立たなくなってしまったりというケースで使っていく表現になると言えます。

「形無し」の意味

形無しとは、跡形がないこと、面目を失うことです。

どちらかと言えば後者の意味で使うことが多いでしょう。

面目を失うということで、体面的に望ましくない状況になってしまうという意味です。

形無しという表現はそこそこ知名度が高いと思われるので、多くの人たちは知っているでしょう。

使用する場面もそれなりにあるのではないかと思われます。

「台無し」の意味

台無しとは、物事に関してダメな状態になってしまうことです。

ちょっと漠然とした意味ですが、形無しと言えるようなケースを含んでいると言えるでしょう。

したがって、同じようなシーンで使うことができる可能性が大いにあります。

でも、台無しの方がアバウトな言い方になりますから、より多くの場面で使用できる可能性があるでしょう。

「形無し」と「台無し」の用法や用例

「すごいお宝だと豪語していたものが実はほとんど値段がつかなかったとは、完全にあの人も形無しだな。

価値が大してないと言われたも同然なわけだから。」

「せっかく長い時間をかけて、苦労してまとめた書類のうえにお茶をこぼしてしまった。

これではせっかくの頑張りが台無しではないか。

もっと注意をしておけばよかったんだろうけどさ。」

形無しと台無しは似たような意味

形無しと台無しについてはダメな状況を表しています。

大雑把に言えば、両者は似たような意味の言葉であると言えるのです。

ただ、形無しの方がより具体的な意味となっているので、そこは知っておくといいでしょう。

台無しの方はややアバウトな意味になるため、より多くの場面で使うことができる可能性があると思われるのです。

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