「対局」と「手合・てあい」と「手合わせ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「対局」は、相対して囲碁・将棋をすることです。

英語では「a game of ~」で表されます。

「彼は明日名人と対局する」は「He has a match with the champion tomorrow. 」です。

「手合・てあい」は、勝負を試みることです。

英語では「勝負」という意味の場合「手合わせ」と同様に表されます。

「手合いを試みる」は「have a game 」「play a game 」です。

「手合わせ」は、相手となって勝負することです。

英語では「a game」「a match」で表されます。

「私は彼と碁の手合わせをした」は「I play a game of go with him. 」です。

「対局」の意味

「対局」は、相対して囲碁・将棋をすることです。

以下のように使います。

名人戦で対局する 対局時間 私は竜王と対局した

<局の漢字>
字義は「くぎる」「つぼね・へや」「役所・事務所」「つとめ・職責」「才能・度量」「碁・将棋などの勝負」
「転じて、事件の情勢や結果」「かがまる・まがる」「せまい・小さい」です。

解字では、「尺+句」で構成されます。

「尺」の部分は「人体」の象形です。

「句」の部分は「曲げる」を表します。

これらにより「背を曲げる」を意味します。

また「区」に通じ「区切る」を意味します。

「手合・てあい」の意味

「手合・てあい」は、以下のような意味です。

①相手、特に手ごろな相手のことです。

好色一代男(5)に「新町に手合いを拵(こしら)へ」とあります。

②「連中」「仲間」「たぐい」「同類」と同じ意味です。

多くの場合軽んじていいます。

浮世風呂に「この手合いの将棋は」とあります。

③勝負を試みることです。

「手合わせ」と同じ意味です。

④囲碁・将棋殿対局をいいます。

⑤勝負事における腕前です。

狂言(蚊相撲)に「さうあれば手合いを見るため身どもが取らうか」とあります。

以下のように使います
春季大手合 ろくな手合いではない

「手合わせ」の意味

「手合わせ」は、以下のような意味です。

①相手となって勝負することです。

初めて勝負を争うことです。

太平記(16)に「菊池は手合わせの合戦に打ち勝って」とあります。

②勝負事で、技量の優劣を比べることです。

また、合戦で勝負を決することです。

③剃刀の刃を磨くために、手のひらにこすり合わせることです。

狂言(重喜)に「剃刀の手合わせを致いて」とあります。

④自分で薬を調合することです。

⑤契約を結ぶことです。

手を打つことです。

以下のように使います。

手合わせ願いたい 将棋の手合わせをする 初手合わせ
有段者と手合わせする

「対局」は相対して囲碁・将棋をすること、「手合・てあい」は 勝負を試みること、「手合わせ」は 相手となって勝負することです。

「対局」「手合・てあい」「手合わせ」は、類語です。

共通する意味は「相対して勝負すること」です。

「対局」「手合・てあい」は、二人で盤に相対して、碁や将棋をすることです。

「手合わせ」は、一般的に、相手と対して勝負をすることです。

<対の漢字>
字義は「こたえる」「むかう」「あたる」「あいて」「つい・そろい」「上奏文の一体」です。

解字では、「?+口+又」で構成されます。

「?」の部分の上部は「のこぎりの歯のような形」を表します。

「?」はのみの象形です。

「又」は「手」の象形です。

これらから「のみを手にして天子の命令である言葉に応える」を表し「目上の人の問いに答える」を意味します。

最新の記事はこちらから