合作は「何かを共同で作ること」。
人間同士が協力することもあれば、会社同士が協力することもあります。
いろいろなシーンで使われる言葉になるのです。
連作は「同じ土地に同じ作物を毎年続けて作ること、内容に関連のある作品を次々と作ること」。
合作とはちょっと意味が違いますし、複数の意味がある点に注意しないといけません。
「合作」の意味
合作とは、何かを共同で作ることです。
共同で作るという意味なので、人間のみならず、会社が組むこともあります。
そうやっていろいろな人たちが特定の作品などを作っていくシーンで使われる言葉であると言えるでしょう。
合作についてはたまに見聞きする表現になるので、こういった言葉はしっかりと頭に入れておいてほしいです。
「連作」の意味
連作とは、同じ土地に同じ作物を毎年続けて作ること、内容に関連のある作品を次々と作ることです。
どちらかと言えば、後者の意味で使われることの方が多いのではないかと思われます。
特定の作品に関して、関連のある作品を何個も作っていくようなときに使うので、シリーズものに該当するような場面が顕著と言えると思われます。
「合作」と「連作」の用法や用例
「この映画は2つの国の合作となっており、それぞれの国の出身である俳優が実際に出演している。
したがって、そういう部分は大きなみどころになるんじゃないかな。」
「この作品は連作がどんどん出てくるな。
やっぱり人気のシリーズなんだろうな。
実際に見たことがあるけど本当に面白いし、これは多くの人たちにおすすめできるものだよ。」
合作と連作は意味が異なっている
合作は何らかの作品を共同で作るという意味ですが、連作は特定の作品に内容的に関連のある作品をいくつも作っていくという意味になります。
したがって、両者は意味がそもそも異なっており、その点において区別ができます。
映画などの作品を作る場面で使われる言葉ですけど、使用するシーンが全く同じではないので、そこは覚えておきましょう。