「下積み」と「底積み」の違い・意味と使い方・由来や例文

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下積みは「他の荷物の下に積まれること、他人にこき使われている状況のこと」。

どちらの意味でも使用しますが、後者の方がより有名であると評価できるでしょう。

底積みは「荷物を積むときに一番下に積むこと」。

最も下に積むという意味が代表的であり、この点において下積みとはちょっと違います。

底積みは他人にこき使われるような意味はありません。

「下積み」の意味

下積みとは、他の荷物の下に積まれること、他人にこき使われている状況のことです。

前者の意味はややマイナーかもしれません。

したがって、後者の方がよく使われやすいはずです。

基本的には雑用など、他人にとって都合のいい仕事などを押し付けられている状況を示す言葉になります。

若い頃にはこういう経験をしている人は多くいるはずです。

「底積み」の意味

底積みとは、荷物を積むときに一番下に積むことです。

荷物を積むときにしか使わない表現ですから、それだけ使用頻度は低くなります。

また、底積みには、他人にこき使われるといった意味は存在していないので、その点において下積みとは異なっていると評価できるでしょう。

下積みよりも意味が狭いという言い方ができる、シンプルな言葉です。

「下積み」と「底積み」の用法や用例

「俺は今では独立してそれなりに成功している状況だが、以前は下積み時代が非常に長かった。

辛い時期がそれなりにあって、本当に大変な毎日を過ごしていたと言えるんだよ。」

「この荷物は非常に重いから、底積みをすべきだ。

何かの上に積んでしまうと、下の荷物が潰れる可能性があるから。

そこは気を付けてもらいたいんだよね。」

下積みと底積みは使用する場面が異なる

下積みと底積みに関しては、表現としては似ているものの、それぞれは使用する場面に違いがあると言えます。

下積みは一般的には他人にこき使われる状況を指していますが、底積みは荷物を1番下に積むという状況を指しているのです。

だから、両者はそれぞれを使う場面において違いがあると言え、そこで区別をしていくといいのです。

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