「潜入」と「潜伏」の違い・意味と使い方・由来や例文

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潜入は「見つけられないように、密かに入り込むこと」。

入っていることに気付かれないように入って、そこで何らかの動きを見せる場面で使う言葉です。

潜伏は「人に見つからないように、隠れたまま出てこないこと、感染はしているが病気の症状が出ていないこと」。

前者の意味が有名ですけど、後者の意味でも使われるので、覚えておきましょう。

「潜入」の意味

潜入とは、見つけられないように、密かに入り込むことです。

特定の組織や建物内などに隠れて入るという意味で、基本的には内情を探るという目的を持っています。

こういった任務を背負っている人は現実的には多くはいないものの、世の中ではこういう仕事をしている人が実際にいます。

場合によっては命の危険も考えられるでしょう。

「潜伏」の意味

潜伏とは、人に見つからないように、隠れたまま出てこないこと、感染はしているが病気の症状が出ていないことです。

基本的には前者の意味で使われますが、後者の意味で見聞きするシーンもたまにあります。

だから、両方の意味を覚えておく必要があると言えるのです。

でも、潜伏については潜入と同じような意味で使えるので、そこはポイントです。

「潜入」と「潜伏」の用法や用例

「せっかくアジトを見つけたんだが、ここでしくじってはいけない。

バレないようにちょっとずつ潜入していこう。

そして、彼らの悪事の証拠を絶対に見つけて帰るんだ。」

「病気には潜伏期間がある。

したがって、特定の菌に感染はしていても、発症していない状況もあり得るんだ。

ただ、いずれ実際に症状が現れる可能性があるから注意しておくべきだ。」

潜入と潜伏は同じような意味で使える

潜入と潜伏はともに人に見つからないように、存在がバレないように、どこかに入り込むという意味で使っていきます。

何かを探るためにそういう行為をすることが多いです。

ただ、潜伏については病気の症状が現れていない状況という意味でも使用できるでしょう。

だから、両者は全く同じ意味というわけではないので、そこは知っておいてほしいです。

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