経済学部は「一国の全体にスポットを当てて経済活動を勉強する学部」。
漠然とした、マクロな視点から勉強をしていくと考えると分かりやすいと言えます。
経営学部は「一国の中の企業等の特定の組織にスポットを当てて経済活動を勉強する学部」。
より細かい部分に関して、ミクロな視点から勉強をしていくと考えると理解しやすいはずです。
「経済学部」の意味
経済学部は一国全体の経済活動について学ぶ学部になりますが、一国全体にかかわるのでカバーしている範囲は非常に広く、雇用や労働、社会保障、税金、経済の歴史、経済史の歴史、その他経済の理論など、他分野にわたっています。
文系の学部ではあるものの、数学などを駆使して分析する分野も含まれているのが特徴となっています。
「経営学部」の意味
経営学部は国ではなくて、企業などの特定の組織の経済活動について学ぶ学部になりますが、企業活動においていかに利益を出すか？という点を含めて経営に携わる分野を勉強していきます。
マネジメント、マーケティング、企業組織、財務、人事などこちらも多岐にわたりますが、民間企業に就職する人にとっては経営学部での学びの方が役立つ可能性が高いでしょう。
「経済学部」と経営学部の用法や用例
「大学では国の経済活動について学び、将来は国家公務員になりたいと思っている。
だから私は経済学部に入るために受験勉強をしている。
その夢を実現するために、今は必死に勉強だけに打ち込んでいるのだ。
」
「経営学部で学んだマーケティングの知識を生かして、就職したら企画の仕事を主に頑張っていきたい。
世の中でヒットするアイデアを生んでいきたい。
」
経済学部と経営学部の学びがどのように生きるか？の違い
経済学部で学ぶことは主に国全体にかかわることであり、そういった部分を含めると公務員になりたい人にとって意味のある学部と言えます。
一方で、経営学部は主に企業内でのことを学ぶために、民間企業に就職することを予定している人に向いていると言えます。
それぞれで学ぶ内容が異なっているために、将来のことを踏まえて違いを認識する必要があります。