「それなり」と「ある程度」の違い・意味と使い方・由来や例文

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それなりは「問題や不満がないわけではないが、ある程度の満足は得られる状態のこと」。

可もなく不可もなくという、中途半端な状況であると評価できるでしょう。

ある程度は「程度においてまずまず、普通と言える状況のこと」。

こちらも結局は可もなく不可もなくと言える状況で使っていく表現になります。

だから、意味はほぼ同じなのです。

「それなり」の意味

それなりとは、問題や不満がないわけではないが、ある程度の満足は得られる状態のことです。

可もなく不可もなくという状況ですが、よくもないし、悪くもないという状況なので、評価には困る可能性があります。

でも、それなりという表現は割といろいろな場面で見られるので、多くの人たちにとって馴染みを感じやすいものでしょう。

「ある程度」の意味

ある程度とは、程度においてまずまず、普通と言える状況のことです。

まずまずなので、悪いとは言い難い状況です。

しかし、特別評価すべき状況でもないので、やはり可もなく不可もなくという言い方が適当になるでしょう。

だから、意味としてはそれなりと同様であると言えるはずです。

これも多くの場面で使われやすい言葉になります。

「それなり」と「ある程度」の用法や用例

「今回はそれなりに勉強したつもりだから、最低でも赤点は回避できるんじゃないだろうか。

もちろん、高得点をとれるほど一生懸命勉強したとは言えないけどな。」

「今日はある程度の時間は勉強できたな。

大満足とはいかないまでも、俺にしては頑張った方だと思う。

こういった状況を続けていければ、自然と成績も上がってくるのではないかな。」

それなりとある程度は中途半端を表す意味

それなりとある程度は物事をどの程度頑張ったかなどを表す言葉となっています。

全く頑張っていないわけではないものの、むちゃくちゃ頑張ったわけではないケースで使っていくので、評価としては非常に微妙です。

だから、両者はともに中途半端な状況を表現する意味で使っていく言葉になるでしょう。

日常生活でよく使用される言葉になります。

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