「アバンギャルド」と「ニューウェーブ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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アバンギャルドは「前衛部隊のこと、芸術分野における先駆け的な存在のこと」。

元々は前者の意味で使用されていましたが、現在ではほぼ後者の意味となっています。

ニューウェーブは「一般に芸術やファッションの新しい傾向のこと」。

つまり、今までになかったものが新しく登場するということで、先駆けのような意味がありますから、アバンギャルドと同じ意味になります。

「アバンギャルド」の意味

アバンギャルドとは、前衛部隊のこと、芸術分野における先駆け的な存在のことです。

本来は軍隊で使用されていた言葉ですけど、今日では芸術などにおける先駆けとしての意味が強いです。

つまり、世の中では新鮮さを感じさせる存在に対して使われていき、後に世の中で流行していくケースも実際に確認されています。

言葉は聞いたことがある人が多いでしょう。

「ニューウェーブ」の意味

ニューウェーブとは、一般に芸術やファッションの新しい傾向のことです。

これまでになかった新しい傾向などが見えてきたときに使われる言葉です。

斬新さを感じられるものの、今後のトレンドになるような部分があったときに使用していきます。

でも、ニューウェーブは芸術やファッションなどに限定されるため、使える場面はそれだけ少ないです。

「アバンギャルド」と「ニューウェーブ」の用法や用例

「芸術の分野では、それまでの常識とは相いれない特別な存在が登場することがたびたびある。

そのようなものはアバンギャルドと呼ばれ、先駆けという扱いになるんだ。」

「芸術やファッションの分野において、それまで存在しなかった新しい傾向などが見られることがある。

そういうニューウェーブによって、時代が変わっていくのだろうな。」

アバンギャルドとニューウェーブはどちらも芸術などの分野で使う

アバンギャルドとニューウェーブはともに芸術などの分野における新しい存在という意味で使っていきます。

先駆けとか、そういう言葉で表現する場合もありますけど、意味はかなり似ています。

したがって、現在使われている意味で言うならば、区別は難しいと言えるでしょう。

どちらも頻繁に使用する言葉ではありませんけど、たまに見聞きするはずです。

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