万般は「あらゆる物事のこと」。
あらゆる物事なので、ほぼすべてのものを含んでいる言葉と言えます。
非常に範囲が広い状況を表すときに使われるのです。
百般は「いろいろな物事や方面のこと」。
意味としては万般とあまり変わりません。
いろいろな物事などに対して使っていける言葉になるので、だいたい同じ意味と言えるでしょう。
「万般」の意味
万般とは、あらゆる物事のことです。
何から何までと言えるような状況であり、範囲が非常に広いことを示していると言えるでしょう。
範囲に関してはほぼ無限に存在すると言えるので、具体的に明示することはできません。
したがって、この言葉についてはほぼ何でも対象にできると覚えておけばいいのではないかと思われるのです。
「百般」の意味
百般とは、いろいろな物事や方面のことです。
意味としては万般とほぼ同じと言えます。
区別できるポイントはほぼありません。
万般もそんなに有名な言葉ではありませんが、百般についてもそれは同様であると言えるでしょう。
したがって、これらの言葉はそんなに見聞きしないはずです。
知名度は決して高くない表現になるのです。
「万般」と「百般」の用法や用例
「この法則に関しては、万般において共通と言えるはずだ。
したがって、例外と言えるものはほぼ存在しないはず。
実際に例外と言えるものがあるならば、それを持ってきてもらいたいものだよ。」
「あの人は本当に多くの分野に詳しい。
百般に通じている感じで、逆にどんなことなら詳しくないのだろうと思えてくるんだよ。
ああいうタイプの人って、たまに見かけるよな。」
万般と百般は意味は特に変わらない
万般と百般はどちらもあらゆる物事といった意味で使います。
いろいろな物事を対象にするので、基本的にはすべてと言える状況でしょう。
対象外になるものは特にありませんから、そういった部分は把握しておくといいです。
でも、両者とも言葉はそんなに有名ではありません。
そのため、これらの言葉を知っている人は多くないと言えそうです。