「聞き入る」と「聞き惚れる」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

聞き入るは「聞くことに集中していて、じっと聞いている状況のこと」。

意識的にそうなることもあれば、無意識のうちにそうなってしまうこともある状況でしょう。

聞き惚れるは「うっとりして聞いている、思わず聞いてしまう状況のこと」。

意味は聞き入るに近いです。

でも、こちらは無意識にそうなっているケースでほぼ使っていきます。

「聞き入る」の意味

聞き入るとは、聞くことに集中していて、じっと聞いている状況のことです。

特定の話などを集中して聞いているケースで使います。

無意識にそうなっている場合もありますけど、意識してそうなっているケースも考えられるでしょう。

聞き入ると言える光景はいろいろな場面で目撃でき、自分もそうなっている状況が普通にあると思われます。

「聞き惚れる」の意味

聞き惚れるとは、うっとりして聞いている、思わず聞いてしまう状況のことです。

特定の話に心を奪われてしまうような状況を表しています。

したがって、聞くことだけに集中してしまい、それ以外の部分が頭に入ってこない、気を配ることができないような状況になっているのです。

これは無意識のうちに生じてしまう現象であるため、防ぐのは難しいでしょう。

「聞き入る」と「聞き惚れる」の違い

「特定の話に聞き入ってしまうと、意外とそれ以外のことに気を配れなくなる。

ある意味油断している状況となるんだ。

人間は複数のことに対して集中しづらいからな。」

「この曲は初めて聞いたけど、思わず聞き惚れてしまったな。

そういう不思議な感覚にさせてくれるような曲と言えるだろう。

俺の好みに合っていると言えるんだろうけど。」

聞き入ると聞き惚れるはほぼ同じ意味

聞き入ると聞き惚れるに関しては、特定の話などを思わずじっと聞いてしまう、そういう状況を表す言葉です。

したがって、それ以外のことに対して気が回らない、集中できないといった意味になるでしょう。

意味はそれほど変わりませんが、言葉としては聞き入るの方が有名と言えるので、そこに関しては知っておくといいと言えるでしょう。

最新の記事はこちらから