「ねじ伏せる」と「組み伏せる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ねじ伏せるは「強引に押さえつけること」。

相手は動きたい意思を示しているのに、それを阻んで押さえつけてしまう、身動きをとれなくするという意味があります。

組み伏せるは「力を加えて、対象が動けない状態にすること」。

要するにねじ伏せるのような状況と言えます。

でも、組み伏せるという言い方はそんなに有名ではありません。

「ねじ伏せる」の意味

ねじ伏せるとは、強引に押さえつけることです。

相手の意思に反して、動きを封じるという意味の言葉になります。

したがって、明らかに力の差が存在しているようなシーンで使っていきます。

そういう状況がないと、実際にねじ伏せることは厳しいでしょうから。

日常生活において、こういうシーンを見ることは少ないですが、たまにあり得る光景です。

「組み伏せる」の意味

組み伏せるとは、力を加えて、対象が動けない状態にすることです。

こういった意味になるため、やっていること自体はねじ伏せると同じと言えるでしょう。

単に表現が異なるだけという言い方もできます。

でも、ねじ伏せると比較すると、組み伏せるはマイナーな言い方になってしまいます。

実際、このような言葉を知っている人は少ないでしょうし。

「ねじ伏せる」と「組み伏せる」の用法や用例

「やっぱり柔道経験者であれば、たいていの人間はねじ伏せることができる。

こういった技術はもしものときにはかなり役立つ部分と言えるのではないかな。」

「犯人を組み伏せる力があれば、逮捕するのはそれだけ容易となる。

ただ、警察はそういう力を持っている人間ばかりがいるわけではない。

どうしても体格差などの問題もあるからな。」

ねじ伏せると組み伏せるはほぼ同じ意味

ねじ伏せると組み伏せるに関しては基本的に同じ意味と評価できます。

どちらも相手の意思に反して動きを封じる、自由を奪うという意味になるのです。

基本的に意味で区別をすることは厳しいため、基本的には同じ意味であると思っておきましょう。

でも、どちらかと言えば、ねじ伏せるの方が有名な言い方になるのではないかと思われます。

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