「織り込む」と「繰り込む」の違い・意味と使い方・由来や例文

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織り込むは「地色と違う色の糸や模様を入れて織ること」。

実際は中心となるものとは違う種類のものを中に入れるという意味で使われるので、いろいろな場面で使いやすい言葉になります。

繰り込むは「大勢で揃って特定の場所に入っていくこと」。

したがって、織り込むとは意味は違っています。

表現は似ていますが、意味は区別しやすいです。

「織り込む」の意味

織り込むとは、地色と違う色の糸や模様を入れて織ることです。

こういう意味が本来ではあるものの、たいていは中心となるものとは種類が異なっているものを混ぜるという意味になるので、そういう部分を理解しておくといいです。

実際にこのようなケースはたびたび遭遇するはずで、織り込むという言葉は意外と使いやすいと思われます。

「繰り込む」の意味

繰り込むとは、大勢で揃って特定の場所に入っていくことです。

集団である必要があるので、そこは大きなポイントになります。

織り込むとは表現は似ているものの、意味は違いが存在しているので、見分けやすいのではないかと思われます。

繰り込むに関しても、こういう光景を見る、または遭遇する可能性は割とあるので、使うチャンスはありそうです。

「織り込む」と「繰り込む」の用法や用例

「今回の日本史のテストはちょっと変わったものを織り込んでおいた。

教科書で覚えた内容で解けるもの以外にも、国語的な力が必要な問題を含ませておいたんだ。」

「でも、これだけの大人数で繰り込んでいくとは伝えていなかったから大丈夫かな。

向こうも驚くんじゃないかなと思うんだ。

なんとか対応してもらえるといいんだけどね。」

織り込むと繰り込むは使う場面が違う

織り込むと繰り込むに関しては使用する場面が異なります。

織り込むは中心となるものと明らかに種類が異なるものを混ぜる場面で使いますけど、繰り込むは大人数が特定の場所に入っていくときに使う言葉です。

だから、表記は似ているものの、意味は異なっていると言えるでしょう。

どちらかと言えば、織り込むの方が有名だと思われます。

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