「悪習」と「悪弊」の違い・意味と使い方・由来や例文

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悪習は「悪い習慣のこと」。

傍から見たときに、悪いイメージがあると言えるような習慣に対して使っていきます。

そういう意味では、本人はそう思っていない可能性もあるのです。

悪弊は「悪い習わしのこと」。

習慣ではなく、習わしなので悪習とはちょっと意味が違うと言えます。

でも、全く違う意味とも言い難い状況なので、そこは知っておきましょう。

「悪習」の意味

悪習とは、悪い習慣のことです。

そのままの意味なので、簡単に理解することができると思われます。

ただ、悪い習慣というのはたいていは本人以外が感じるものです。

本人は悪いと思っていないからこそ、その習慣を続けているとも言えるので、こういう言葉を実際に使用していくのは第三者になりがちという言い方ができるでしょう。

「悪弊」の意味

悪弊とは、悪い習わしのことです。

習わしという言い方はしているものの、結局は習慣と大差ない表現であるため、意味は悪習とほとんど変わらないと言えるはずです。

でも、悪弊という言い方は日常生活においてはほとんど使われないものと言えます。

悪習はたまに聞くことはあるでしょうけど、悪弊は割とマイナーな表現と評価できるのです。

「悪習」と「悪弊」の用法や用例

「仕事を辞めてから、私は生活がかなり不規則になってしまった。

この状況はちょっとマズイ気もしてくる。

できるだけ早く悪習を改めて、規則的な生活をしていきたいのだが。」

「世の中にはいろいろな習わしがあるが、なぜそんなものがあるのかと首をかしげてしまうものも確認できる。

でも、そういう悪弊は改めるのが難しいだろうけど。」

悪習と悪弊については同じような意味の言葉になる

悪習と悪弊は意味は大して変わりません。

どちらも悪い習慣やしきたりという意味になります。

基本的にこれらの言葉は意味で区別をするのが難しいので、どちらを使用しても構わないと言えるはずです。

でも、どちらかと言えば悪習の方がやや有名な言葉であると言える可能性が高く、使用頻度も多少なりとも高くなるかもしれないのです。

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