「自由奔放」と「天馬行空」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

自由奔放は「世間のきまりやしきたりに囚われることなく、自分の心のままに行動すること」。

世間がどう思うかなどは気にしないで、自分の思ったままに行動するときに使っていく言葉です。

天馬行空は「天馬が大空を勢いよく駆け回るように、思想や行動などが自由であること」。

こちらも自由という意味はありますが、世間の目を気にしないという意味はないです。

「自由奔放」の意味

自由奔放とは、世間のきまりやしきたりに囚われることなく、自分の心のままに行動することです。

自分が思ったことに関して、世間の基準でいい、悪いといった判断をすることはありません。

自分がしたいと思った行為であれば、それを遠慮なく行っていくという意味になるのです。

自由奔放という表現はかなり有名ですから、多くが知っていると評価できるでしょう。

「天馬行空」の意味

天馬行空とは、天馬が大空を勢いよく駆け回るように、思想や行動などが自由であることです。

意味としては自由奔放と差はほとんどないです。

だから、こちらと同じような使い方ができると言えるでしょう。

しかし、天馬行空に関しては知名度があまり高くありません。

そのため、この言葉が実際に使用される機会はあまり多くないですし、見聞きしづらいと評価できるのです。

「自由奔放」と「天馬行空」の用法や用例

「この子は完全に自由奔放な性格に育っている気がする。

元気な面も大いにあっていいのだけど、場合によっては手がつけられなくなりそうで、そこはちょっと困っているんだ。」

「天馬行空のように、自分の考えていることや行動などが完全に自由という人もいる。

多くの人はそういう状況にはなりづらいけど、それが向いている人もいるんだろう。」

自由奔放と天馬行空は同じような意味と言える

自由奔放と天馬行空はともに自由という部分で共通しています。

したがって、両者は似たような意味と解釈できるのです。

でも、自由奔放は主に行動に対してのみ使いますが、天馬行空は行動と思想の両方に対して使うことができます。

さらに知名度で言えば、どうしても自由奔放の方が上なので、そこに関しても知っておくといいでしょう。

最新の記事はこちらから