「言い張る」と「言い通す」の違い・意味と使い方・由来や例文

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言い張るは「周りの意見に反対して、自分の意見を突き通すこと」。

周りは違う意見をみんな持っている中で、自分だけ違っているような状況でも、譲らないケースで使っていく言葉になります。

言い通すは「ずっと同じことを言い続けること」。

つまり、自分の意見などを途中で変えないという意味になります。

何の影響も受けないのです。

「言い張る」の意味

言い張るとは、周りの意見に反対して、自分の意見を突き通すことです。

周りの人たちは必ずしもその意見を支持しているわけではないものの、自分の意見は間違っていない、妥当であると信じているときには譲らない姿勢をとるわけですが、そういうシーンで使っていく言葉になります。

断固として譲らないようなイメージが特徴的な言葉です。

「言い通す」の意味

言い通すとは、ずっと同じことを言い続けることです。

何度も何度も同じことを言い続けるので、周囲にとって面倒な感覚もあるでしょう。

また、自分の意見を時間が経っても変えないという意味も含まれているので、そこもポイントになります。

でも、言い通すという言い方はあまり一般的ではなく、実際に使っている人はほとんどいないでしょう。

「言い張る」と「言い通す」の用法や用例

「あの人は周りのみんなが反対しても、自分の考えを言い張り続けるな。

普通の人間ならば、空気を読んで折れるものだろうが、あの人は自分の意見に本当に自信があるのだろう。」

「あの人はずっと同じことを言い通しているな。

自分の考えを信じているからこそ、時間が経っても同じことを言い続けられるとも言えるが。

自分に自信があるんだろうね。」

言い張ると言い通すは意味は大体同じ

言い張ると言い通すは同じような意味と評価できるでしょう。

言い張るは周りに反対されても自分の意見を言い続けることで、言い通すは自分の考えなどを常に言っている、長く言っているという意味になります。

微妙に違うところはあると言えますが、全体的には同じような表現と言えると思われますし、両者とも覚えておきましょう。

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