「ガラス」と「アクリルガラス」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ガラスは「ケイ砂などから造られる割れやすい透明な物質のこと」。

「ケイ砂」と言い換えると分かりやすい。

アクリルガラスは「固い透明な合成樹脂のこと」。

「合成樹脂」と言い換えると分かりやすい。

「ガラス」は古代からあるもので「瑠璃玻璃」とも呼ばれていたものになります。

別の言い方では「硝子・グラス」とも言います。

「アクリルガラス」は合成樹脂から造られた透明のガラスの様な外観をしている物質です。

「ガラス」とは砂状物質が原料

「ガラス」は「ケイ砂」や「ソーダ灰・石灰石・ドロマイト・ボウ硝」などの白い砂状の物質から出来ています。

それらの混合物を1,300度位に熱すると溶けてドロドロになります。

板状にして時間を掛けて冷却をすると透明ガラスが出来るのです。

「ガラス」は非結晶体で、結晶しない状態のものを言います。

水晶は結晶体で透明ですが、ガラスは結晶していません。

「アクリルガラス」は合成樹脂

「アクリルガラス」はいわゆる「普通のケイ酸ガラス」とは異なり、合成樹脂から作られる「ガラスのようなもの」になります。

透明感は「アクリルガラス」にありますが、難点として、キズが付きやすいこと、静電気を帯びやすいこと、熱に弱いことが挙げられますが、「ガラス」より軽いこと、割れないことなどが利点であります。

「ガラス」に似た「アクリルガラス」と「ポリカーボネイト」

「アクリルガラス」に似たものに「ポリカーボネイト」があります。

これは衝撃に最も強く、透明感も「ガラス」並みにありますが、やはりキズが付きやすいこと、アルカリに弱いことなどがあります。

「アクリルガラス」も「ポリカーボネイト」も産業分野で広く使われているものです。

透明感が欲しい場合は「アクリルガラス」になります。

「ガラス」と「アクリルガラス」とは

「ガラス」はケイ素がもとになる二酸化ケイ酸の「ケイ砂」や「石灰石」などの粉から作られます。

窓ガラスに広く使われるものになります。

透明度は「ガラス」以上の「アクリルガラス」は合成樹脂から作られるものです。

軽くて割れにくい性質がありますが、キズが付きやすい難点があります。

似たものに「ポリカーボネイト」があり、ともに広く利用、応用がされています。

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