出たとこ勝負は「あらかじめ準備することをせずに、いきなり物事を行おうとすること」。
ぶっつけ本番は「前もって準備や練習などをすることなく、いきなり本番に臨むこと」。
本当は事前に多少の練習はした方がいいと評価できるものの、そういったことをあえてしない場面でぶっつけ本番という言葉を使用していくのです。
現実的にこういう状況に該当するシーンはよくあると言えるでしょう。
「出たとこ勝負」の意味
出たとこ勝負とは、あらかじめ準備することをせずに、いきなり物事を行おうとすることです。
本来はある程度の準備をしてからの方が望ましいと言えるものの、あえてそういったことをせずに挑戦しようとするシーンで使っていきます。
あえて準備なしで挑んでいこうとする理由については、その都度違いますが、割とある状況と言えます。
「ぶっつけ本番」の意味
ぶっつけ本番とは、前もって準備や練習などをすることなく、いきなり本番に臨むことです。
したがって、意味としては出たとこ勝負とほとんど変わりません。
このぶっつけ本番に関してもそこそこ見られる光景であり、いろいろな機会で使用されると言えるでしょう。
どちらかと言えば、こちらの方が使用頻度は高いと言える可能性があります。
「出たとこ勝負」と「ぶっつけ本番」の用法や用例
「結局あまり試験勉強はできなかったな。
このままだと酷い結果になるかもしれない。
ただ、今更何を言っても始まらないから、出たとこ勝負でなんとかするしかない。」
「この選手は怪我が治っていきなり1軍の試合に出るらしい。
てっきり2軍の試合で調整してから出場するものだと思っていたけど。
完全にぶっつけ本番だが、大丈夫かな。」
出たとこ勝負とぶっつけ本番はほぼ同じ意味
出たとこ勝負とぶっつけ本番に関してはともに適切な準備などをせずに、いきなり物事に取り組むといった意味の言葉です。
したがって、両者は意味はほぼ変わりませんし、似たようなシーンで使っていくことが可能と言えるでしょう。
でも、どちらかと言えばぶっつけ本番という表現の方がより頻繁に使われやすいと評価できる可能性があります。