「フジツボ」と「カメノテ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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フジツボは「甲殻類に属する生き物で磯や船底に付着しているもののこと」。

「付着動物」と言い換えると分かりやすい。

カメノテは「磯に固着する甲殻類の生き物で食用にもできるもののこと」。

「固着動物」と言い換えると分かりやすい。

「フジツボ」と「カメノテ」は見た目が似ているものになります。

どちらも磯で見ることが出来、「フジツボ」は船底や岸壁、発電所などに付着しています。

「カメノテ」は食用にもなります。

「フジツボ」は節足動物

「フジツボ」は長い間軟体動物の一種と考えられていましたが、研究の結果、幼虫がミジンコの様な形をしていることから節足動物と分かりました。

甲殻類に分類されています。

形が富士山の様な殻に覆われて、磯の岩礁や船底、岸壁、など海水のある場所にあるものに付着して群を成し棲息します。

付着防止の塗料は有害性が指摘され、新たな研究が進められています。

「カメノテ」はフジツボの仲間

「カメノテ」はフジツボの様な形をして、亀の手の様なものが伸びています。

磯の岩礁の割れ目に固着しいて、流れて来る餌を捕食します。

爪の様な先端とウロコ肌の様な皮を除去した中の肉を食用にします。

「フジツボ」と同じ甲殻類になります。

見た目は貝のように感じますが、貝は軟体動物であり「カメノテ」は、節足動物の甲殻類で、エビやカニの仲間になります。

「フジツボ」は付着、「カメノテ」は固着

「フジツボ」は船底などにビッシリと付着していますが、「カメノテ」は岩礁の割れ目に固着しています。

付着も固着も「動かない」と言う意味では同じような様子を言います。

「フジツボ」は、岩礁に固着しているものや船底などに付着しているものが有りますが、「カメノテ」は岩礁に固着をしていて船底などには付着していることは少ないようです。

「フジツボ」と「カメノテ」とは

「フジツボ」は節足動物の甲殻類でエビやカニと同じ仲間です。

貝と間違えられますが、軟体動物ではありません。

富士山の形の固い殻を持ち、船底や岩礁、岸壁、発電所、水門などに群を成して付着します。

大量に付着している「フジツボ」は除去しないと不都合を引き起こします。

「カメノテ」は「フジツボ」の仲間で、ウロコの様な柄を持ちイソギンチャクの様な放射状の触手があります。

「フジツボ」は例外を除き食べませんが、「カメノテ」は食用にされています。

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