「あてずっぽう」と「山勘」の違い・意味と使い方・由来や例文

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あてずっぽうは「いい加減な根拠を使って、物事を推し量ろうとすること」。

根拠が非常に微妙なものであり、そういったものを使っての推測なので、適当な物言いに聞こえるようなシーンで使っていく言葉と評価できます。

山勘は「自らの勘に頼って、万一の成功を狙うこと」。

確信があるわけではないけど、勘に頼って決断をするときに使います。

ある程度大きな賭けに出るシーンが顕著と言えるでしょう。

「あてずっぽう」の意味

あてずっぽうとは、いい加減な根拠を使って、物事を推し量ろうとすることです。

何らかの推測をする状況において、根拠が適当だと感じるケースで使う言葉です。

つまり、その推測を聞いた人からすれば、勘に頼ったものであると感じている状況でしょう。

したがって、いい加減な話に聞こえてくるという意味で使われる言葉と言えます。

「山勘」の意味

山勘とは、自らの勘に頼って、万一の成功を狙うことです。

勘に頼るという意味ではあてずっぽうに近い意味と評価できますが、こちらは成功を狙うようなシーンで使うため、それだけ使用する場面は限定されやすいと評価できます。

なんとなく上手くいきそうな気がするとか、そういう感覚が芽生えたときに使用することが多いでしょう。

「あてずっぽう」と「山勘」の用法や用例

「この花瓶を割った犯人に関するお前の推測だが、完全にあてずっぽうだろう。

なんとなく普段の行うから怪しい人物を挙げているに過ぎない。

何の証拠もないじゃないか。」

「山勘に頼ってよかった。

そこまで自信があったわけじゃないけど、なんとなく今回は上手くいきそうな気がしてたんだよな。

運が良かっただけかもしれないけど。」

あてずっぽうと山勘は使用する場面が違う

あてずっぽうと山勘は、どちらも自分の勘に頼って行動する場面で使っていきます。

しかし、あてずっぽうは根拠が適当であるシーンならばどういった状況でもOKですけど、山勘は自分の成功にかかわるようなシーンで使っていくことが多いです。

そのため、それぞれは実際に使用していく場面に関して、大きな違いが存在していると言えます。

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