「落差」と「格差」の違い・意味と使い方・由来や例文

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落差は「落下または流下するものの高低二か所における高さの差のこと、前後の状況の差のこと」。

どちらかと言えば、後者の意味で使われる言葉多いでしょう。

何かしらの出来事を経た後の状況の違いに言及する際によく使われます。

格差は「等級や品質などの差のこと」。

要するに価値やクオリティの面において差があるような状況で使います。

生活水準や収入などの差においても使われることがあります。

「落差」の意味

落差とは、落下または流下するものの高低二か所における高さの差のこと、前後の状況の差のことです。

前者の意味で使われる機会は少なく、たいていが後者の意味になるでしょう。

以前はよかったのに、今はそうではないと言えるようなシーンで使用されることが多いです。

つまり、前後の状況にあまりにも差が大きいと言えるときに使うわけです。

「格差」の意味

格差とは、等級や品質などの差のことです。

こういった意味で使われていきますが、日常生活においては格差社会という言葉が非常に有名と言えます。

これは生活水準や収入などにおいて大きな差があるという意味を表しており、人々の暮らしぶりに大きな違いが見られるという状況になります。

そういう意味では、馴染みを感じやすい表現です。

「落差」と「格差」の用法や用例

「宝くじが当たった人はとりあえず贅沢な暮らしを始めるケースが多いみたいだけど、最終的には自己破産する人たちも多いようなんだ。

この落差は非常に大きいだろうな。」

「日本は格差社会と言われている。

富裕層と貧困層の拡大が著しく、富を増やせるものとそうじゃない人たちの差は今後さらに広がっていくのではないだろうか。」

落差と格差は同じような意味として使える

落差と格差は違った意味も持っていますけど、同じような意味も持っている状況と評価できます。

落差の場合、前後における状況の差を表し、それは格差と同じような光景に見えることがあります。

いい部分と悪い部分の差という意味でどちらも使うことができるので、落差と格差は割と近い意味を持っているという点は理解しておいてほしいです。

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