くどいは「何度も同じ行為をしてくるため、うんざりすること」。
例えば、同じことを何度も言ってくるなど、嫌悪感を覚えるような程度に同じ内容を繰り返してくるようなときに、相手に対して使っていきます。
しつこいは「うるさくつきまとうこと」。
自分に対してつきまとう時間が長かったり、何かを何度も言ってきたり、迷惑に感じる状況で使う言葉と言えるでしょう。
「くどい」の意味
くどいとは、何度も同じ行為をしてくるため、うんざりすることです。
いい加減にしてほしいと思うくらいに、同じことを何度もしてくるので、嫌悪感を抱き始めるような状況において使っていくと言えます。
たいていの場合には、同じことを何度も言ってくるケースが多いですが、同じことを何度も言わせるような行為を相手がしたときにも使います。
「しつこい」の意味
しつこいとは、うるさくつきまとうことです。
つきまとうという点がポイントで、自分に対して何らかの影響力を行使してくるようなシーンで使用することが多い言葉になります。
しつこいという言葉はかなり日常的なものであり、誰もが何度も聞いたことがある、使ったことがあるものでしょう。
くどいよりも有名と言えるはずです。
「くどい」と「しつこい」の用法や用例
「あいつは何度同じことを言わせれば気が済むんだ。
この敵と戦うときには、まずはこの呪文を使っておかないと絶対に勝てないと何度も言っているのに、すぐ忘れるんだよな。」
「あの人は何度も付き合ってくれと言ってくるけど、そのたびに断っているのだから諦めてほしいよね。
ここまでしつこいと、余計に付き合いたくなくなってくるよ。」
くどいとしつこいは何度も同じ行為をする状況で使う
くどいとしつこいは意味は結構似ています。
どちらも同じ行為を何度もする、またはさせるというときに使用しますから。
意味は全く同じではありませんが、どちらも使用する側からすれば、少なからず嫌悪感は抱いている状況と言えるはずです。
ニュアンスは大分似ていますし、これらは同じような場面で使う可能性が高いでしょう。