棒立ちは「棒のようにまっすぐ立っている状態のこと」。
一般的にはあまりにも驚きすぎて、その場から動けないような、意識が飛んでしまうような状況になったときに使います。
立ちすくむは「恐怖や驚きなどによって、その場から一歩も動けなくなってしまった状況のこと」。
光景としては棒立ちにかなり似ています。
同じような状況に見えるでしょう。
「棒立ち」の意味
棒立ちとは、棒のようにまっすぐ立っている状態のことです。
何らかの原因でその場から一歩も動けないようなシーンでっ使いますが、たいていの場合には驚きが原因になっていることが多いです。
あまりにも驚いてしまう状況があったために、唖然としてしまい、無意識のうちにその場に立ち続けるような光景が見られたときに使います。
「立ちすくむ」の意味
立ちすくむとは、恐怖や驚きなどによって、その場から一歩も動けなくなってしまった状況のことです。
一歩も動けなくなってしまったという状況に関しては棒立ちと同じような状況と言えます。
ただ、こちらは驚きのみではなくて、恐怖も原因になると言えるので、そこは棒立ちとの差になりえるため、しっかりと覚えておく必要があります。
「棒立ち」と「立ちすくむ」の用法や用例
「朝起きて窓の外を見たら大雪で、本当に現実の光景かと目を疑ってしまった。
思わずその場に棒立ちの状況になってしまったが、早く会社に行かないといけないから、すぐに我に返ったよ。」
「受かると思っていた大学にまさかの不合格で、合格発表を見た直後はその場に立ちすくむ状況となってしまった。
これは本当に予想外の状況だったと言える。」
棒立ちと立ちすくむは同じような光景に見える
棒立ちと立ちすくむに関しては、どちらも驚きなどを理由にその場から動けなくなってしまった、しばらく立ち続ける状況となってしまったシーンで使う言葉です。
でも、立ちすくむについては恐怖も原因になることがあるので、そこはポイントと言えるはずです。
両者ともに割と有名な言葉ですから、意味はきちんと理解しておきましょう。