せめては「不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のこと」。
本来はそれでも満足できるレベルには達していないが、まだギリギリ許容できるような状態が実現してほしいという思いを持っているときに使う言葉です。
最低でもは「不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のこと」。
意味はせめてとほぼ変わりません。
満足できる状況ではないとしても、許容できる程度の状況は達成してほしいと思ったときに使う言葉です。
「せめて」の意味
せめてとは、不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のことです。
本来はそれでも足りない、満足できないと言えるものの、そのくらいはやってもらわないと許容すらできないと言えるシーンで使っていく言葉です。
割と日常生活のあらゆる場面で使っていく表現と言えるでしょう。
かなり馴染みを感じやすい言葉になるはずです。
「最低でも」の意味
最低でもとは、不本意ながらも、そのくらいはと希望する状況のことです。
意味としてはせめてと同じであり、特に違いはないと言えます。
こちらも満足できるわけではないが、そのくらい流行ってもらわないと困る、許容できないと評価できるラインとして使う言葉です。
最低でもについても割と多用する可能性がある言葉になるため、馴染みは感じやすいと思われます。
「せめて」と「最低でも」の用法や用例
「今年は優勝間違いなしだとは思っていたが、実際は厳しい感じだな。
ただ、せめてAクラスには入ってもらわないとな。
それくらいは絶対にやれる戦力はあるはずだし。」
「この選手は最低でもメダルはとってもらわないと。
金メダルも十分に狙える実力はありそうだけど、一発勝負だと何がある分からない。
だから、銅メダル以上なら許容範囲だろう。」
せめてと最低でもは意味は同じ
せめてと最低でもは基本的な意味は同じです。
両者は満足できる状況ではないものの、このくらいは最低でも実現してほしいという意味合いで使っていく言葉です。
また、使用する場面も同じと言えるので、そういったところは覚えておきましょう。
どちらも普段の生活の中で普通に使用する可能性がある言葉と評価できると思われます。