空気を読むは「その場の雰囲気に適した言動をすること」。
その場の雰囲気を察して、空気を壊さないような言動を心がけていくことを指しています。
したがって、場合によっては言いたいことを我慢するなどの状況となるのです。
行間を読むは「直接書かれていない部分の気持ちを汲み取ること」。
文章などで表現されていない部分に関して察してあげて、そこを理解してやるという意味があります。
「空気を読む」の意味
空気を読むとは、その場の雰囲気に適した言動をすることです。
その場の空気に適した言動を心掛けられていれば、空気が読めているという評価を周囲から受けることになります。
逆にその場の雰囲気に適していない言動が見られたときには、空気が読めないという言い方をされるわけです。
この場合にはKYという略称が使われることもあります。
「行間を読む」の意味
行間を読むとは、直接書かれていない部分の気持ちを汲み取ることです。
何らかの文章において、その文章に書かれていない部分を想像し、筆者の気持ちを汲み取ってやる能力を指しています。
行間を読むに関しては、人の能力として捉えられる面があります。
一定の年齢に達していれば、行間を読む力があって当然だと考える人もいるでしょう。
「空気を読む」と「行間を読む」の用法や用例
「あいつは最近フラれたばかりみたいだから、空気を読んでこの場は恋バナはしないようにすべきだな。
そんな話をしたら、余計にあいつを落ち込ませる状況になってしまうから。」
「確かにそう書いてはあるけどね。
ここは行間を読まないといけないんだ。
この文章を書いた人物の本音は必ずしもここに書かれている通りではないのだから。」
空気を読むと行間を読むはともに日常生活で使う
空気を読むと行間を読むは、意味としては異なっています。
しかし、日常生活でこういった言葉を使う場面に遭遇することはたまにあるでしょう。
それなりにメジャーな表現であるため、今後実際に使用する、見聞きする機会は普通にあると思われます。
意味を知らない人もいるはずですから、きちんと理解しておくべきと言えるでしょう。