仲間言葉は「かなり似た内容の言葉のこと。」
「類似語」と言い換えると分かりやすい。
ため口は「仲間同士の無遠慮な言葉遣いのこと」。
「無遠慮語」と言い換えると分かりやすい。
「仲間言葉」は「ため口」と間違えやすい言葉ですが、「内容が似通っている範疇の言葉」と言う意味です。
例えば「ウドンと蕎麦」の様な関係のことです。
「ため口」は「仲間同士の無遠慮な言葉遣い」のことです。
「お前、俺、さあ、行こうぜ」などと言う使い方です。
「仲間言葉」は似た言葉のこと
「仲間言葉」は「仲間同士の言葉」と言う意味で「仲間同士で使う言葉」ではありません。
この場合の「仲間」とは「似通った」と言うことです。
同じ範疇にある物のことで、「細長い食べ物」と言う範疇には「蕎麦・うどん・そうめん・白滝・スパゲッティ」などがあります。
「赤い食物」では「イチゴ・トマト・トウガラシ・赤ピーマン」などになります。
「ため口」は仲間内言葉
「ため口」は無遠慮に振る舞える仲間意識のある人が使う言葉になります。
決して、目上の人には使わない言葉ですが、目下や子供には使います。
例えば、「何やってんだよ、早く行こうぜ。
そうだな、それじゃそうするか」などの会話になります。
普通は「何をなさっていますか。
早く行きませんか。
そうだね、それではそのようにしますか」となります。
「仲間言葉」と聞いて「ため口」と勘違い
「仲間言葉」とは何ですか。
と聞かれてため口で「ため口のことだろう」と答えたが、勘違いしていました。
「同じ範疇の言葉」とは知らなかったのです。
全く紛らわしい言葉になると感じてしまいます。
「仲間言葉」は例えば「蕎麦とうどん」のことだと言われれば納得出来ますが、それまでは「ため口」のことだと思っていました。
では「ため口」のことは何と言うかと言えば「仲間内言葉」と言えば通じるはずです。
「仲間言葉」と「ため口」とは
「仲間言葉」は同じ内容や意味が共通する言葉のことです。
「細長い食べ物」と言う範疇で考えると「蕎麦・うどん・そうめん・スパゲッティ」などになります。
そのように考えると無数の「仲間言葉」が存在します。
「ため口」は仲間内や目下の人、子供などに対して使います。
無遠慮で、「俺、おまえ」など少し乱暴な口ぶりになる言葉のことです。