「享楽」と「快楽」の違い・意味と使い方・由来や例文

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享楽は「楽しいことを満喫すること」。

自分にとっての趣味などを満喫するようなシーンで使っていきます。

楽しいことをしているようなケースであれば、基本的に使うことができるでしょう。

快楽は「欲望を満たすために、楽しいことをすること」。

楽しいことをするという点では、享楽と同じような意味と言えますが、欲望を満たすという点が特徴的なので、より限定された楽しさのケースで使っていきます。

「享楽」の意味

享楽とは、楽しいことを満喫することです。

例えば、趣味などを楽しむようなシーンが該当しますけど、そういった場面であれば広く使うことができます。

だから、日常生活の中に非常に多くある状況と評価できるのです。

でも、享楽という言葉はややマイナーであり、多くの人が当たり前に使っている言葉とは言い難い面もあるでしょう。

「快楽」の意味

快楽とは、欲望を満たすために、楽しいことをすることです。

欲望を満たすためという部分が特徴的なので、単に趣味などを楽しむ状況とはやや違ったシーンで使っていくことが多いです。

多くの人たちがやらないような行為を通じて、楽しさを実感するケースが多いです。

そのため、快楽という言葉はあまりいいイメージはありません。

「享楽」と「快楽」の用法や用例

「享楽にふけっているときというのは、私にとっては非常に幸せな瞬間だ。

仕事が大変に感じる分、ストレス発散にもなるし。

永遠にこういう時間が続けばいいのにと思うときもあるよ。」

「快楽に溺れると、人間は何をするか分からないな。

俺の場合には、今月の給料を今日で全部使ってしまった。

これからの生活どうしたらいいんだろうか。」

享楽と快楽はイメージの違いが大きい

享楽と快楽はともに本人にとって楽しいことをするという意味になるため、大雑把に言えば意味の違いはほぼありません。

しかし、享楽は特にこれといったイメージはないものの、快楽についてはやや悪いイメージが存在しており、そういう風に捉えている人が実際に多いと思われます。

そういった部分で違いが存在していると言えるのです。

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