「自由闊達」と「自由奔放」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

自由闊達は「心が広くて、細かいことにこだわらないこと」。

細かい部分は特に気にしない、どうでもいいと言えるケースで使います。

寛容な部分が見えるということで、基本的にはいい意味で使われます。

自由奔放は「他人のことを考えずに、自由気ままに振舞うこと」。

つまり、他人に迷惑をかけるという意味合いが含まれる状況と言えます。

どちらかと言えば、悪い意味で使用されることが多い言葉です。

「自由闊達」の意味

自由闊達とは、心が広くて、細かいことにこだわらないことです。

寛容な精神であるという言い方ができますけど、細かいことは気にせず、ある程度の自由を認めてくれるような、そういった状況を指しています。

したがって、自由闊達は人の性格などに対して使われますけど、基本的にはいい意味でしようされることが多いと言えます。

「自由奔放」の意味

自由奔放とは、他人のことを考えずに、自由気ままに振舞うことです。

自由であるという点が、自分の思うがままにという意味になるため、そういった意味で使用していく点は注意です。

自由奔放については、どちらかと言えば悪い意味で使用されることが多いので、その点においても自由闊達とは異なっていると評価できるでしょう。

「自由闊達」と「自由奔放」の用法や用例

「自由闊達な親で育つと、いろいろな面で独創性を持つ子供が出来上がるんだよな。

親が寛容な精神の持ち主だから、常識にとらわれない発想が身に付きやすいんだろうな。」

「自由奔放に振舞うと、どうしても周りの人たちから嫌われる傾向にある。

他人のことを気にかけないような、そういう態度は一般的によくないとされているからね。」

自由闊達と自由奔放は真逆の印象を生む言葉

自由闊達と自由奔放はどちらも自由な要素が含まれた言葉と言えますが、印象としては真逆です。

自由闊達は他人に対して寛容であるという、いい意味の言葉です。

しかし、自由奔放は好き勝手に振舞うという、悪い意味の言葉として使用されることが多く、そういった違いが存在しています。

そこで区別をしていくことが可能と言えるのです。

最新の記事はこちらから