「取り巻き」と「追っかけ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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取り巻きは「権威ある人物にまとわりついて、ご機嫌を取ろうとする人たちのこと」。

権威を持っていて、特別な地位にある人たちの周りにいるような人たちを特に取り巻きと呼びます。

一部の人たちだけに当てはまる言葉です。

追っかけは「特定の有名人の動向を追いかけようとする人たちのこと」。

有名人の周りにいる人たちという言い方ができますが、これは本人のご機嫌をうかがっているわけではなく、単に夢中になっているだけの状態です。

「取り巻き」の意味

取り巻きとは、権威ある人物にまとわりついて、ご機嫌を取ろうとする人たちのことです。

その権威ある人物の周りでご機嫌をとることで、自分たちにとって得する部分があると思えるからこそ、実際に取り巻きになっていくわけです。

取り巻きに関しては、その権威ある人物の周りにいつもいて、付き人のような感じでかかわっていくことが多いです。

「追っかけ」の意味

追っかけとは、特定の有名人の動向を追いかけようとする人たちのことです。

その有名人に対して夢中になっているといった理由から、動向を追っていく行動をとることが多いです。

追っかけに関しては、その有名人にとっては迷惑に感じることもあるため、その点において取り巻きとは明らかに状況が異なっていると評価できるでしょう。

「取り巻き」と「追っかけ」の用法や用例

「取り巻きというのは、権威ある人物に対して従順だな。

従順であれば何かしら自分たちに対して恩恵があると思えるんだろうな。

まるで付き人のようにいつもくっついているもんな。」

「有名人の追っかけをするというのは大変そうだが、実際に追っかけられている方も大変だろうな。

中には非常に迷惑に感じられるケースも含まれていそう。」

取り巻きと追っかけは意味が異なる

取り巻きと追っかけに関しては、特定の人物の周りにいる人たちという意味では、同じような状況に見えます。

しかし、取り巻きは中心となる人物が許容している状況なのに対して、追っかけは許容しておらず、勝手に周りにいるような状況と言えます。

したがって、光景としてはやや似ていますが、意味としては異なると評価できるはずです。

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