教壇は「教師が授業などを行う際に立つ壇のこと」。
たいていは学校の教室の中にあり、黒板の前にあることが多いでしょう。
多くの人たちにとって見慣れた光景と言えるはずです。
教卓は「教師が授業などをする際に使う机のこと」。
教壇の前に置いてある机そのものを教卓と表現します。
したがって、教壇とともに馴染みを感じやすい存在であるはずです。
「教壇」の意味
教壇とは、教師が授業などを行う際に立つ壇のことです。
たいてい学校の教室には、こういった教壇が設置されており、教師はそこに立って授業を行います。
したがって、少しだけ高い位置にいるという状況になるのです。
学校ではそういう光景が当たり前なので、いちいち不思議に思う人はほとんどいないでしょう。
でも、教壇という名称を知っている人は多くないかもしれません。
「教卓」の意味
教卓とは、教師が授業などをする際に使う机のことです。
学校の教室には教壇もありますけど、その教壇のそばには専用の机があります。
それを教卓と呼んでいるのです。
教卓は生徒にとっての机と同じ役割であり、教師にとっての机という位置づけになります。
教卓に関しても見慣れた光景であるため、それ自体を不思議に思う人はほぼいないはずです。
「教壇」と「教卓」の用法や用例
「学校の教室には教壇がある。
したがって、教師はそういう場所に立って授業を行うんだ。
教師は生徒と比べて偉い立場にあるような状況だから、それを象徴しているのかもしれない。」
「教卓は教師にとっての机だ。
生徒が勉強をするときには机がないと不便だろう。
それと同様に教師が授業をする際にも机があった方が便利と言えるんだね。」
教壇と教卓は完全に別物
教壇と教卓に関しては、どちらも教師に縁があるもの、必要なものという言い方ができますけど、それぞれは完全に別物です。
教壇は教師が授業をする際に使用する壇のことで、教卓は教師が授業をする際に使う机のことです。
したがって、モノ自体は割と簡単に区別できると思われますから、こういった部分については知っておきましょう。